Alfa Romeo 4C Spider 張替え
こんばんは!
HARUYAです!
今日はステッチについてお話させてください(^^♪
車に乗ると必ず目に入るダッシュボード
最近は、ダッシュにステッチが入っている車種
多くなりましたねー
ただただ!
あー綺麗だなーと思って見ていませんか?
これ!
すごーく考えられてるのです(^^)/
ステッチには、見せるためのライン
どうしても革が追従していかないので
やむなく入れるラインの二種類があります。
ただ単に革が張りにくいから
ここもあそこも
縫ってステッチを入れてしまうと
つぎはぎだらけの残念な仕上がりになってしまいます。
ボディーだけではありません!
ダッシュボードもデザイナーさんにより
一番美し形に仕上げられているのです!
この形を崩さず美しく仕上げて行かなくては行けません!
その為にはステッチを何処に入れて何処に逃がすか!
これが重要になります(^^)/
元々革張りのダッシュボードは、純正と同じように作れば良いのですが
革張り使用ではない
樹脂による一体成型の物
これを革張りにするのは、とても難しいのです( `ー´)ノ
しかしながら!
この作業は、HARUYAの一番腕がなる作業なのです(^◇^)
分かりにくい話をしてしまいましたが・・
今回は、Alfa 4Cです!
ダッシュボードとドアの内張り
をグレードアップさせて行きます。
しかしながら現物のみ預かり作業の為
実車の写真がありません
なかなか良い写真がありましたので
こんな車です!
こちらは、特別使用の内装の為すべて革張りになっております。
このイメージで製作してまいります。
こちらが車から降ろしたダッシュボードになります。
先程お話しさせて頂いた樹脂一体成型物です!
純正と同じラインにステッチを入れて行きたいのですが!
やはりレザー使用のダッシュボードとは、作りが全く違います!
よって純正革張りのようなラインの逃がしもありません|д゚)
さー困ったよ!
デザイナーさんのイメージ壊さないように
それでいて自然な感じで美しく・・・
かなり悩みましたがラインを引いて型取りです。
ビニールで型を取って行きます。
山があったり谷があったり極端に狭かったり結構複雑です・・・
今回は、イタリア製アルカンターラを使用いたします。
試作を何度も繰り返しようやくうまく行きそうです(^^♪
さあここからが大変です|д゚)
ステッチの溝やら
逃がし口を掘っていきます!
縫製仕上がり
張り込み完成です(^^)/
分かりにくい写真ですが
外からのダブルステッチが
真ん中のデフロスターとぶつかる所から
シングルステッチになりまたダブルステッチ切り替わっていく
デザインです(^^♪
もちろん一筆書きです!
ドアの内張りも同様に仕上げ完成です
中々の仕上がりです。
アルカンターラは、のカラーは、次回ご紹介いたします(^^)/
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